頭皮チェックはこの2つ!薄毛対策には、まずは自分の頭皮の状態を知ることが先決です。
あなたの頭皮の状態はいかがでしょうか?頭皮チェックはこの2つが重要です。
- 頭皮の色
- 皮脂の量
抜け毛や脱毛の多くの原因は、その頭皮環境に大きな関係があります。頭皮環境が悪化したままの状態では、その育毛効果もほとんど望めません。まずは、自分の頭皮の状態を把握して、適切なスカルプケアを行っていきましょう。
頭皮の色を見極める
普段はあまり自分の頭皮の色なんて気にしたことがないかもしれませんが、定期的に鏡などを使って観察してみて下さい。頭皮の色は、顔色などと同じく今のあなたの髪の健康を示すバロメーターですよ。
では、どのような頭皮の色がいいのでしょうか?
このように、頭皮の色は青白く透明感のある頭皮が理想的だと言われています。
ダメな頭皮の色は?
このように、赤みが強く炎症が見られるような頭皮は、いち早い頭皮改善が必要です。抜け毛が脱毛につながる典型的な頭皮となるのが、このように赤みを帯びた色の頭皮です。
男性の場合はAGA(男性型脱毛症)、女性の場合はびまん性脱毛症などの方のほとんどが、このような頭皮状態になっているようです。
頭皮の皮脂量を調べる
頭皮の皮脂量の目安となるのが、乾燥肌か脂性肌なのかということです。頭皮の皮脂量を確かめる方法としては、シャンプー後数時間経過した頭皮に触れてみることで判断できますよ。
- 乾燥肌・・・・・フケが多い、カサついている
- 脂性肌・・・・・シャンプーしても数時間後にはべたついている
この画像のように、乾燥肌で皮脂量が多いが、毛穴から出た皮脂が空気に触れて乾燥してフケとなっているのがわかると思います。
このような方は乾燥肌の頭皮の持ち主となります。しかし、この画像のように皮脂量は多いがフケとなって皮脂が乾燥するような方は、フケには悩まされますが育毛の観点から言うと薄毛に悩まされることはあまりないようです。
フケが多い頭皮の持ち主の頭皮は、色が良い場合が多く、頭皮環境は良好の場合がほとんどです。
一方、脂性肌の方は早急なスカルプケアを行わないといけません!
この画像が典型的な脂性肌の持ち主です。
髪の毛が水に浸かったようになっているのがわかると思います。さらに、頭皮の色もよくありませんよね。たとえば、朝シャンプーしたのに夕方には髪の毛がベタついているような場合がそうです。このような過剰な皮脂の分泌は、脂漏性脱毛症を招く大きな原因となっていますから早めの処置を行って下さい。
頭皮の色や皮脂量に共通する原因と対策
頭皮の色や皮脂量には、共通した原因と対策方法がありますのでご紹介してみます。頭皮の色が赤みが強く炎症を起こしているような頭皮の方の原因は、その過剰すぎる皮脂の分泌が引き起こしています。
過剰な皮脂の分泌が起こってしまうのは、主に3つ原因があります。
- 偏った食生活
- 睡眠不足
- DHT(ジヒドロテストステロン)
普段から脂肪分の多い食事や、仕事の多忙などが原因での睡眠不足、さらにはAGAの原因であるDHT(ジヒドロテストステロン)が毛母細胞の活動を制御して過剰な皮脂の分泌を促すことにより、頭皮の色や、その過剰な皮脂量によって頭皮環境が悪化してしまいます。
では、このように悪化した頭皮環境の改善にはどうすればいいのでしょうか?それには、まず食生活の改善などの生活習慣の見直しを行いましょう!さらに、DHT(ジヒドロテストステロン)を生成する5αリダクターゼを制御する必要があるでしょう。
そして、赤みを帯びた頭皮の原因は、その過剰な皮脂の分泌によって、その皮脂をエサとする雑菌が増殖することで炎症を起こして赤くなっている場合がほとんどですから、抗菌・抗炎症成分で雑菌を抑制しなければなりません。
そのための最も有効な方法が、殺菌・抗菌・抗炎症成分、さらには皮脂の分泌制御成分配合のアミノ酸系スカルプシャンプーの利用が最も効果的となります。
そして、乾燥肌の方にとっても皮脂を過剰に摂り過ぎ、さらに過剰な皮脂の分泌を招く石油系合成界面活性剤を洗浄成分としたシャンプーから、アミノ酸系スカルプシャンプーに切り替えることで正常な頭皮へと導いてもらえるのでおすすめですよ。
悪化した頭皮環境にはその原因と共に対策方法もありますから、早急なスカルプケアで健やかな頭皮を取り戻していきましょう。