あなたは、シャンプー後の髪の毛はどうやって乾燥させていますか?
髪の毛に優しそうな自然乾燥でしょうか?それとも、ドライヤーを使って乾かしているでしょうか?
シャンプー後の濡れた髪の毛の乾かし方には、この2通りの方法がありますよね。
なんとなく髪の毛や頭皮に優しいイメージから、自然乾燥派の方が多いのではと感じます。
ですが、髪の毛や頭皮にとっては自然乾燥は厳禁ですよ。
この自然乾燥は、薄毛を加速させることはあっても、髪の毛や頭皮にとって良いことは何一つありません。
こちらのページでは、薄毛の原因かもしれない自然乾燥が招く髪の毛や頭皮への弊害と、ドライヤーを使うべき3つの理由についてお伝えしてみようと思います。
自然乾燥で起こる髪と頭皮のトラブル3つ!
なんとなくのイメージから、ドライヤーの熱風を髪や頭皮にあてるより、自然乾燥のままでいる方が髪の毛や頭皮に対して優しい気がしますよね。
ですが、これは間違った認識であって、髪や頭皮には良いことは何一つありません。
この自然乾燥によって、髪や頭皮に対して、どのような悪いことが引き起こされるかご存じでしょうか?
それでは、薄毛の進行を招きかねない、自然乾燥で引き起こされる髪と頭皮のトラブルをご紹介していきます。
雑菌の温床となってしまう!
髪の毛を洗った後に、自然乾燥で髪の毛を乾かしているようだと、空気中の沢山の雑菌が髪の毛に付着してしまいます。
さらに、髪や頭皮には常在菌が潜んでいるため、自然乾燥による高温多湿の状態の頭皮が、その温床となってしまいます。
特に、髪が濡れたまま寝てしまうことで、枕と髪が接触している部分はさらに湿度が高まるため、より雑菌が繁殖しやすい状態を作ってしまいます。
また、この雑菌は、毛穴から出る脂を好んで食べて繁殖することから、頭皮環境を悪化させる大きな要因とされています。
さらに、この雑菌が頭皮のかゆみや炎症の原因にもなることから、薄毛の始まりが引き起こされるという方も少なくありません。
もしもあなたが、他人よりも脂の分泌が多いと感じているのにも関わらず、シャンプー後は自然乾燥で髪と頭皮を乾かしているのならば、それはむしろ頭皮環境を著しく悪化させ、薄毛を招く大きな原因となることを理解してください。
血行不良を引き起こす!
冬場の頭皮トラブルで最も気を付けたいのが、自然乾燥による頭皮の温度低下による血行不良です。
髪の毛を長い時間、濡れたままにしていると、髪や頭皮の水分の蒸発に伴って、頭皮の温度がどんどん下がっていってしまいます。
その結果、頭皮の血行不良を引き起こしてしまいます。
血行が悪くなると、髪の毛に十分な栄養素や酸素を届けることが出来ませんので、健やかな髪の毛の成長を妨げてしまいます。
髪の毛を作る活発な毛母細胞は、多くの酸素と栄養素を必要とします。
なので、頭皮の温度低下に伴う血行不良で、髪の毛がやせ細ったり、抜け毛の増加といったことを引き起こしてしまうのです。
これもまた、薄毛の発症や薄毛をさらに加速させる大きな原因となります。
スカルプローションの浸透を妨げる!
水分に覆われた頭皮に、優れた有用な成分で作られたスカルプローションを使用しても、その浸透が妨げられた頭皮であれば意味を成しません。
自然乾燥は、頭皮に水分の膜を残してしまうために、その後に使用するスカルプローションの浸透を妨げてしまいます。
髪や頭皮が濡れているようならば、低温のドライヤーで髪を地肌をしっかりと乾かすことが重要です。
また、ドライヤー使用後のスカルプローションの使用は、スカルプローションの蒸発を防ぐためにも、ほてりを冷ましてから乾いた頭皮に使用するようにした方が良いでしょう。
最後に
自然乾燥は、髪の毛や頭皮にとって何一つ良いことはありません。
しかし、自然乾燥が良くないと分かっていても、手間がかかるので自然乾燥してしまっている方も多いのではないかと思います。
髪の毛も頭皮も健康な場合は、手間もかからない自然乾燥でも良いでしょう。
しかし、薄毛の発症や進行を少しでも防ぎたのならば、今すぐ自然乾燥はやめるべきです。
塗れたままの髪の毛は、キューティクルも開いた状態で無防備です。一刻も早く乾かしてあげることが、髪の毛にも頭皮にも大切です。
今回は、自然乾燥での髪や頭皮への弊害と、ドライヤーのすすめといった内容でお伝えしましたが、参考になったでしょうか。
髪や頭皮のトラブルを進行させないためにも、しっかりとドライヤーを使って髪と頭皮を乾かして、健康な髪と頭皮う保つようにしてくださいね。