モンゴ流バリアスルーは頭皮を柔軟にし、スカルプエッセンス等の浸透を大きく助けることを目的とした効果的なスカルプアイテムです。
また、このモンゴ流バリアスルーは、スカルプエッセンス等の効果に関与することなく、その浸透を促すことに特化したスカルプケアアイテムですので、スカルプエッセンスを選ぶことなく使用できるのも魅力です。
当然、モンゴ流からの開発・販売ですのでモンゴ流deeper3dとの相性を考慮して開発されてはいますが、他のスカルプエッセンス使用時であっても問題ありません。
このページでは、そんなモンゴ流バリアスルーを実際に使用・継続したからこそ分かる「モンゴ流バリアスルー」のレビューをお伝えしていきます。
バリアスルーは併用アイテムが重要!
まず初めに、このモンゴ流バリアスルーを使用したからといって、その効果を図るのは難しいように思います。
というのも、このバリアスルーが直接的にあなたの育毛には関与していないからです。
このモンゴ流バリアスルーは、あくまでもスカルプエッセンス等の浸透を助けるのが目的であって、それ自体には何の育毛効果もありません。
したがって、モンゴ流バリアスルーの使用は、効果的なスカルプエッセンス等の使用を前提としていなければ何の効果もありません。
医薬部外品等の「育毛剤」と併用しても無意味だということです。
ですので、モンゴ流バリアスルーは最新の育毛成分で作られた「スカルプエッセンス」や「スカルプローション」との併用が前提となります。
頭皮の状態によっては効果の実感には時間が必要!
モンゴ流バリアスルーは、毎日のスカルプエッセンス等の使用直前に使うスカルプアイテムです。
あなたの頭皮の状態によっては、モンゴ流バリアスルーの目的を達成するためには、ある程度の時間が必要な場合があります。
というのも、固く柔軟さがないような頭皮状態では、以前のような頭皮の柔軟さ取り戻すためにも時間が必要となってくるということです。
この柔軟な頭皮かどうかを図る目安となるのが、モンゴ流バリアスルー塗布時の「チクチク」とした感覚が、あなたにあるのかどうかということです。
モンゴ流バリアスルー塗布後、1~2分で「チクチク」と感じるようなのですが私は感じることがありませんでした。
なので、バリアスルー塗布後5分程で「スカルプローション」を「チクチク」を感じないまま塗布していました。
ですので、この「チクチク」がない場合は、バリアスルーの本来の目的は達成していないものと思われます。
逆に、この「チクチク」が使用開始当初から感じられるようならば、あなたの頭皮状態は良好で柔軟さを兼ね備えているとも言えます。
このように、この「チクチク」には個人差があるようですので、しばらくの間は辛抱強く継続していく必要があります。
必ず「チクチク」は訪れるようですので。
私の場合は、使用開始から7回目(7日後)に感じることができました。
感想としては「チクチク」というよりは、「ピリピリ」といった感じが近いかもしれません。
薄毛が進行している方の多くは、この頭皮の状態が固い場合が多いようですので、バリアスルー使用開始から「チクチク」を感じない方がほとんどであったようです。
今では、モンゴ流バリアスルー公式サイト上で、「バリアスルー使用頻度早見表」なるものがありますので、参考にしてみても良いかもしれません。
スカルプローションの浸透の違いは明らか!
モンゴ流バリアスルーは、それ自体には何の育毛効果もありません。
しかし、バリアスルー塗布時の「チクチク」を感じてからは、スカルプローションの浸透感に明らかな違いがあります。
まず、頭皮を伝う「スカルプローション」の量が減ったことが実感できます。
というのも、「スカルプローション」塗布後に、すぐ指でこすりつけなくてもよくなりました。
さらには、「ジ~ン」と感じる浸透感の持続時間が長くなったようにも思います。
このような実感から、モンゴ流バリアスルーがスカルプローション等の浸透を大きく助ける効果を体現できましたね。
一つ付け加えると、このモンゴ流バリアスルーは「チクチク」を感じることができるようになると、スカルプローション等の使用のたびに併用しなくても良いように思います。
というのも、一度「チクチク」を感じた頭皮の柔軟さは、ある程度の期間は保たれているように個人的には感じています。
なので、バリアスルーはスカルプローション使用3回に1回、もしくは2回に1回といった頻度で良いのではないかと思いますよ。
実際、私はスカルプローション2回に1回の頻度で問題なく、毎回「チクチク」していますので。
ですが、このモンゴ流バリアスルーも良いことばかりでもないようです。
その大きな原因は、使い勝手の悪さにあります。
バリアスルーは塗布が難しい
モンゴ流バリアスルーは、スポイト方式のボトルキャップではなく、バリアスルーキャップ上部を反時計回りに回すことで塗布可能な状態となります。
なので、バリアスルーボトル本体の側面を指で押しながら1適ずつ頭皮に垂らすように塗布していくのですが、これがなかなか難しくストレスとなってしまいます。
また、その使用量も分かり難いのもストレスです。
さらに、これは気になる方は気になると思うのですが、このバリアスルーは髪の毛に付いてしまうとその箇所が束となって髪の毛が固まってしまいます。
もちろん、指やブラシで梳かすことで解消はされるのですが、これもまた塗布時のストレスとなってしまいます。
このように、モンゴ流バリアスルーのマイナスポイントは、そのすべてがボトル形状からくる使い勝手の悪さから引き起こされています。
なので、この使い勝手の悪さを解消する方法として、使用済みのスカルプローションのキャップを利用してみることにしました。
個人的には、このスポイト方式が非常に使いやすく、その使用量も一目で分かることから、最も優れた塗布方式だと私は感じています。
私の場合は、このスポイト方式のスカルプローションのキャップを利用することで、バリアスルー塗布時のストレスからは解放されましたが、これは万人受けする塗布方法とは限らないかもですね。
また、それぞれのキャップの形状が違うようで、スカルプローションのスポイトのキャップが、そのままバリアスルーのキャップとして使えないようなので手間となってしまいます。
最後に、このモンゴ流バリアスルーの剤には色はありません。
無色のさらりとしたテクスチャーです。
ただし、若干の香りがあります。炭酸飲料のサイダーのような香りがついていますね。
ですが、その塗布後には全く気になる香りではないことも付け加えておきます。
まとめ
- バリアスルーには育毛効果自体はない
- チクチクを感じるまでには時間がかかる場合がある
- チクチクを感じた後は使用回数を減らしても問題ない
- スカルプローション等の浸透を助ける実感を体現できる
- 使い勝手が悪い為、改善の余地あり
今回は、モンゴ流バリアスルーの効果や使い勝手についてお伝えしましたが参考になったでしょうか。
このモンゴ流バリアスルーは、育毛を促すスカルプローション等の浸透を促すためのスカルプアイテムです。
今では、最新のスカルプローション等には、カプサイシン等の頭皮下への浸透を促す成分の配合があるのも確かです。
しかし、スカルプローション等の浸透を促すことに特化して作られた「モンゴ流バリアスルー」の効果と比較した場合には、その効果もかなり弱いこともまた確かです。
なので、あなたがスカルプローション等の浸透を感じ難くかったり、頭皮状態の改善を図りたい場合は今回の記事を参考にされてみてはと思います。