AGA(男性型脱毛症)対策を行っている方には「ザガーロ」というAGA治療薬をご存知の方もいらっしゃるかもしれません。このザガーロは、2015年11月24日から販売が開始された最も新しいAGA(男性型脱毛症)治療薬となっています。
このザガーロは、プロペシアと同様に5α還元酵素阻害薬となっています。では、このザガーロはプロペシアとどのような違いがあるのでしょうか。今回は、AGA(男性型脱毛症)治療薬に新たに加わった「ザガーロ」についてお伝えしていきます
ザガーロとプロペシアの効果の違い
ザガーロとプロペシアの効果の違いで一番の違いとなるのが、ザガーロは5αリダクターゼ１型と２型の両方を阻害するということにあります。プロペシアは5αリダクターゼ１型には効果はありません。
ザガーロは5αリダクターゼ１型と２型の両方に効果があります。したがって、M字に効果があるのはザガーロだということです。M字ハゲを引き起こすのは、主に5αリダクターゼの１型だということはわかっています。この5αリダクターゼ１型は、生え際などのM字付近に多く存在し、頭頂部周辺ではほとんど存在していないようです。
これまでのAGA(男性型脱毛症)治療薬であったプロペシアは、M字には効果がありません。ですが、このザガーロの登場でM字対策も可能になったということが言えるのではと思います。
臨床データから見えるザガーロとプロペシアの効果の違い
海外の臨床試験で年間服用した場合の臨床データが公表されていますのでご紹介しておきます。
•毛髪量の変化（24週）
上の表は、ザガーロ0,5mgとザガーロ0,1mg,プロペシア（フィナステリド）1mg、さらに偽薬の服用結果の報告となります。ご覧のようにザガーロ0,5mgがプロペシア1mgよりも明らかな毛髪量の変化が見られることがわかると思います。
ザガーロ0,5mg ＞ プロペシア1mg
このことから、ザガーロ0.5㎎が最も発毛・育毛効果が高く、ザガーロ0.1mgとプロペシア（フィナステリド）1㎎がほぼ同等の効果があることが分かります。
•毛髪の太さの変化（24週）
こちらの表は、ザガーロ0,5mgとザガーロ0,1mg,プロペシア（フィナステリド）1mgさらに偽薬の服用結果で毛髪の太さの変化を表したものとなります。
- ザガーロ0,5mg ＞ プロペシア1mg
- ザガーロ0,1mg ＝ プロペシア1mg
ザガーロ0,5mgがプロペシア1mgよりも明らかな毛髪の太さの変化が見られることがわかると思います。したがって、どちらの臨床データからもザガーロ0.5㎎が最も発毛・育毛効果が高く、ザガーロ0.1mgとプロペシア（フィナステリド）1㎎がほぼ同等の効果があることが分かると思います。
ザガーロの副作用はプロペシアの約2倍
ザガーロとプロペシアは、同じような働きがありますので副作用も類似しています。
ザガーロとプロペシアの主な副作用は性機能関連と肝機能障害が主な副作用とされています。ザガーロは、プロペシアの副作用発生率の約2倍の発生率となっていますので、プロペシアよりも強力な副作用の存在があるようです。
とはいえ、この副作用の報告も1%程となっていますので、あまり深刻に捉える必要もないのかなとは思いますが、異常を感じられた場合は速やかにその服用を中止することがよいでしょう。
このザガーロもプロペシア同様に、女性が触れることも禁じられており、パートナーが妊娠を希望されるような場合は、ザガーロの服用は避けなければならないでしょう。また、ザガーロ服用者は6ヶ月間は献血も禁じられているようです。
ザガーロはプロペシアよりも優れたAGA(男性型脱毛症)治療薬なのは確かです。また、その効果と同様に副作用の存在もプロペシア以上だということです。このザガーロに限らず、すべての医薬品には副作用はつきものですのであまり深刻に受け止める必要もないかもしれません。
最後に
今回お伝えしたAGA(男性型脱毛症)治療薬である「ザガーロ」は、プロペシア以上の効果で尚且つプロペシアでは効果がないM字付近の薄毛対策には最も効果的なAGA治療薬となるようです。
そして、このザガーロの購入は信頼できる個人輸入代理店を通しての購入が、最も安心・安全さらにお得に購入できるでしょう。